2022年第39週は43,941円の不労所得

実績・考察

はじめに

40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出しています(2022年実績)。

どこにでもいる凡人の私が得た実績や経験をもとに、トラリピの設定や考え方、今後の見通しなど「皆さんのFIREにも役立つであろう情報」を公開しているブログです。

本記事を書いた人

本記事を読んでほしい方

  • 既にトラリピ運用をされている方、利益率を改善されたい方
  • 投資手法としてトラリピを検討されている方
  • トラリピが本当に儲かるのかを確認したい方
  • サラリーマンが本当にFIREやセミリタイアができるのか知りたい方
  • 早くサラリーマン・会社を辞めたい方

特に、上記の方にはお役に立てる記事だと思います。

私の記事をご覧いただくと、トラリピを運用する際の参考になると思います。

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私のトラリピ運用の基本方針(2022年更新)

  • 中長期的運用を目指す
  • 有事が起きてもロスカットしない ←現在はやや懸念あり
  • 年利10%以上を目指す
  • 運用そのものは放ったらかし

運用そのものを放ったらかしにできるよう、本来はリスクを最小限にすべきではありますが、私の場合は安全性を少し犠牲にして利益率を高めた設定にしています

私と異なり高い(低い)利益率を求められる方は、私の設定の調合を変更すると良いかもしれません。

週の利益から考察する

2022年第39週は43,941円

今週の利益は約4.4万円でしたが、このような為替相場のなかで妙に利益をあげていることに驚かれているかもしれません。

その理由は、AUD/NZDが今週急騰したために、保険として設定していた買いトラリピが発動したためです。

これは、マネースクエア社の方と相談のうえで決定した戦略です。

あくまでも保険であり、これで巻き返しを図るとか一発逆転的な意味はありませんし、この戦略を閉じるときには必ず損失が発生するものですから、目先の利益狙いでもありません。

とにかく、最悪の結果にならないように準備した「両建て」です。

こちらについては、以下の記事もご覧ください。

さて、私は今週、大きく損切りを致しました。

今年の利益分で相殺し、懸念のあるポジションを整理しています。

それらに関しても、こちらの記事でも述べていますので、宜しければご覧ください。

その記事でも述べていますが、この損切りをもって私の運用は大成功と言えるものではなくなりましたので、こういう者(私)による情報発信は倫理的にも適切ではなく、皆さんを迷わせる元凶となると考えています。

そのため、トラリピ週次報告は今回を境に休刊にするか、軽い週次報告くらいのつもりでおります。

ただ、もし相場環境が大きく変化して爆益を得られるようになりましたら、また図に乗って週次報告を書き始めるかもしれません。

(こんな者に対しても、継続の希望が相次ぐようでしたら続けるかもしれません。)

さて、今週の為替相場は全て裏目に出ていて、AUD/NZD、EUR/GBP、USD/CADは急騰しました。

また、AUD/USD、NZD/USDは急落、どちらかと言うとNZD/USDのほうが大きく下落しました。

市場の混乱に巻き込まれたわけですが、それに余裕で耐えられるようには準備していなかったことが仇となり、私は市場から半身を引いたわけです。

これにより、私の今後の利益は期待できるものがなく、皆さんにお見せできるほどのものではなくなりました。

各通貨ペアを考察する

AUD/NZDを考察する

今週のAUD/NZDの利益は、約30,000円でした。

突然利益が生まれたのは、冒頭に申した通り、保険として設定した買いトラリピが発動したためです。

なぜNZドルが安いのか、なぜ豪ドルよりもNZドルが安いのか、その原因も明確には分かりません(情報がありません)。

マネースクエア社の動画で「NZドルが弱い理由」として述べていましたけれども、何故弱いか根本的な理由が全く分かりませんでした。

(AUD/USDに比べNZD/USDが下がっているから、という理由でしたが、それは私が以前から言っていた「ただの現象」に過ぎません)

上図はAUD/NZD(日足)ですが、今週は急騰、以前から注意を促されていた「三角持ち合い」を抜けたため、一段高い位置で推移することになるでしょう。

下落することは全く期待できませんので、このレンジで買いトラリピを設定することにしています。

(細かい設定などは、ここでは記載していません。)

今週発表された豪中銀の声明を見ます限り、さほど良い材料であったようには見えませんでした。

先週発表されたNZの経済指標がネガティブであったことは理解できますが、それだけでこの両国のトレンドを説明するのが非常に難しい状況です。

金利差においても、縮小傾向があるものの追い抜くほどまでにはいかず、金利だけで言うのであれば、むしろNZに分がある状況です。

10月初旬に両国とも政策金利等の発表がありますため、そこでの声明がトレンドの見極めに役立つことでしょう。

豪州の次回会合は10月4日、NZの次回会合は10月5日、です。

AUD/USD, NZD/USDを考察する

さて次にAUD/USDとNZD/USDの連合戦略です。

冒頭で紹介している記事にも書きましたけれども、NZD/USDも損切りしましたので、この連合戦略は一旦終了となりました。

それは、NZD/USDの下落があまりにも酷いうえに、金利差のねじれ(マイナススワップ)から変化が見られないからです。

まるでドル円のレートを見ているかのように、一方的な(下落)トレンドで、かつ、AUD/USDよりも常に強い傾きとなっています。

反転のみ込みが全くありませんため、心理的にもつらいので、底を付けるまで待つことにしました。

ただし、底が見えたからと言っても、私は資金が足りないので買えないでしょう。

上図はAUD/USD(日足;上)とNZD/USD(日足;下)です。

相関性の高い両者とも下落しています。

今のところ反転の見込みがない状況です。

今週は、FOMCが0.75%の利上げを発表し、米国の政策金利は3.25%となりました。

利上げそのものも声明にも大きなサプライズはありませんでしたけれども、底堅く推移するとの見方が強いためか、米ドル高は続きました。

FOMCメンバーによる見通しによると、22年末には4.25%程度、23年末には4.50-4.75%程度、24年末には3.00%前後、となっているようで、この調子であれば暫くは高止まりするのであろうと想像できます。

ただし、色々な視点から専門家が「エブリシングバブルの崩壊」を指摘し始めているため、非常に注視しなければなりませんが、それがどのように表れてくるのかは分かっていません。

歴史的に見ましても大きな巻き戻しが起きる可能性があることから、今後の推移には注目していく必要があるでしょう。

米国の次回会合は11月2日です。

USD/CADを考察する

続いてUSD/CADですが、利益は約14,000円と、今週も利益を重ねてくれました。

しかし、異常な米ドル高のため、終盤でレンジアウトとなりました。(通常の方は超えていないと思います。)

FOMCの結果が大きく影響されますから仕方ないですが、あとはいつ反転してくるかでしょうか。

今のところ売りポジションはプラススワップなので、その点は嬉しいポイントになります。

上図はUSD/CAD(日足)ですが、今週は急騰し設定の上限(緑線)を上回り、レンジアウトとなりました。

今週は、カナダの消費者物価指数が発表されましたが、予想を下回る結果となりました。

上述のFOMCも関与し、USD/CADは上昇の一途を辿ることになりました。

米国の利上げにより、両国とも政策金利は3.25%となっていますが、金利のピークは米国のほうが高いと予想されていますので、今後も上昇傾向になる可能性が考えられます。

また、原油価格が影響するカナダドルとしては、続く原油価格の下落が下押し圧力になる可能性があります。

原油価格からも世界経済の停滞懸念が見えてきますので、エブリシングバブルの崩壊も見据え、今後も注視しておくべきでしょう。

カナダの次回会合は10月26日、米国の次回会合は11月2日、です。

EUR/GBPを考察する

最後にEUR/GBPですが、23日に信じられないほどの急騰があり、私の損切りの決定打となりました。

これにより、私はEUR/GBPのポジションの4分の1を損切りしています。

通常の方であれば、まだまだレンジ内ですし、想定の範囲内だったとは思いますが、私の場合は少しリスクを取っていたので、これ以上の上昇はあまり好ましくありませんでした。

僅かに上回るくらいであれば良かったのですが、この急騰が英国の経済対策による影響であったという背景がありましたため、上昇トレンドがいつまで続くか見えなくなりました。

要は、EUR/GBPのトレンドの転換点になったかもしれない、ということです。

何故なら、これが英国新政府の方針であるとするならば、見ている視線が従来の政府とは大きく異なる(為替ではない)ということを示しているからです。

上図はEUR/GBP(日足)ですが、23日に大きく上昇しました。

チャートを見ると、階段状に少しずつ上昇してきていましたから、注意が必要であったところでしたけれども、今回跳ね上がったところで更に一段高値で推移することが見込まれたように見えます。

繰り返しですが、今週は、英国の大型減税が発表され、英ポンドは大きく下落、EUR/GBPとしては大きく上昇しました。

22日は英中銀により0.50%の利上げが発表され、政策金利は2.25%になったのですが、全てかき消されたような状況です。

欧州との金利差は1.00%です。

欧州でも幾つかの経済指標が発表されましたが、さほどレートに影響がなかったように見えます。

欧州にとっては、ロシアからのエネルギー供給問題が解決していませんし、プーチン大統領による演説(戦争長期化等)による懸念や、伊首相の総選挙も控えていることから、多数の不安材料を抱えていることでしょう。

英国の問題が心理面で落ち着きを見せれば、一時的にレートに変化をもたらすかもしれませんが、トレンドにまで影響するかは疑問が残ります。

欧州の次回会合は10月27日、英国の次回会合は11月3日、です。

まとめ

今週の利益は約4.4万円でしたが、運用としては最悪の結果となりました。

冷静に判断した結果ではあるものの、非常に残念でなりません。

情報発信により役立つこともあったかもしれませんが、結果としては皆さんを迷わせる元凶であったのかもしれません。

私は反省すべき立場にありますから、情報発信も控えめにしておきたいと思います。

皆さんの更なる発展を、心よりお祈り申し上げます。

(本記事の一部は従来のものをそのまま残していますが、ご了承ください。)

お役立ち情報

政策金利

主要国における2022年の政策会合の日程と、その結果を示しておきます。

現在の状況・流れや今後の展開などを知っておくだけでも、トラリピの戦略を検討する際に役立つと思います。

スワップポイント

マイナススワップは利益を蝕んでいきます。

私はできる限り避けたいと考えています。

各通貨ペアのスワップポイントを知っておくだけでも、トラリピの戦略を検討する際に役立つと思います。

各1万通貨あたり(2022年9月記事掲載時)

また、「せま得キャンペーン(常設サービス)」については、こちらの記事をご覧ください。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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