2022年8月は264,517円の不労所得

実績・考察

はじめに

40代サラリーマンが「トラリピFX」で月50万円の利益を出しています(2022年実績)。

どこにでもいる凡人の私が得た実績や経験をもとに、トラリピの設定や考え方、今後の見通しなど「皆さんのFIREにも役立つであろう情報」を公開しているブログです。

本記事を書いた人

本記事を読んでほしい方

  • トラリピで運用を始めたい方
  • 既にトラリピ運用をされている方、利益率を改善されたい方
  • 投資手法としてトラリピを検討されている方
  • トラリピが本当に儲かるのかを確認したい方
  • サラリーマンが本当にFIREやセミリタイアができるのか知りたい方
  • 早くサラリーマン・会社を辞めたい方

特に、上記の方にはお役に立てる記事だと思います。

私の記事をご覧いただくと、トラリピを運用する際の参考になると思います。

ブックマークへの登録やSNSのフォローをしてもらえると、継続的に記事をご覧いただくことができます。

私のトラリピ運用の基本方針(2022年更新)

  • 中長期的運用を目指す
  • 有事が起きてもロスカットしない ←現在はやや懸念あり
  • 年利10%以上を目指す ←現在年利は20%程度
  • 運用そのものは放ったらかし

運用そのものを放ったらかしにできるよう、本来はリスクを最小限にすべきではありますが、私の場合は安全性を少し犠牲にして利益率を高めた設定にしています

私と異なり高い(低い)利益率を求められる方は、私の設定の調合を変更すると良いかもしれません。

2022年8月の利益は264,517円

損益一覧表

では早速、2022年8月の損益を見ていきたいと思います。

以下、注意点になります。

注意点
  • 利益の単位は、全て日本円
  • (W)はワイドレンジ戦略、(N)はナローレンジ戦略を表す
  • 通貨ペア整理に伴う特別損失は、ここには含めていない

現在私は5通貨ペアで運用しています。

今までは4つに絞って運用していましたが、ここ最近のAUD/NZDに期待が持てず、さらには含み損の大きさとポートフォリオのバランスの悪さから運用に懸念を持ちましたため、AUD/NZDの一部撤退とUSD/CADの追加でバランスを調整することにしました。

その理由は、こちらの記事にも纏めています。

8月の利益を考察する

8月は30万円にも満たず、月50万円と謳っていながらもその半分程度しか利益をあげることができませんでした。

トラリピ運用には好調不調はあるものの・・・ほぼ詐欺ですね。

単月目標としては、年利10%(運用資金は当初2,000万円)を目指すために20万円としていましたが、少しリスクを取った(レバレッジをかけた)設定にマイナーチェンジしていることから、本来であれば20万円を超えてくるであろうと考えられます。

しかも現在は資金を増やし、表示上2,800万円での運用となっていますから、単月20万円超は妥当でしょう。

しかし、AUD/NZDダイヤモンド戦略が有効であった時期はその予想をはるかに超え、単月50万円程度の利益になっていましたが、今ではそのAUD/NZDが全く働きませんので、妥当な利益に落ち着いたと言えるかもしれません。

しかし、AUD/NZDが全く働かないにしても妥当な金額となっているのであれば、それ以外の通貨ペアが良好な運用ができているとも言って良いかもしれません。

損益一覧表を見ますと、AUD/NZDの不調だけでなく、EUR/GBPもこれまでのような利益をあげることができなかったことも分かります。

NZD/USDは比較的良好であったと言えますが、カウンターパートのAUD/USDはレンジアウト期間が長く、期待ほどの利益をあげられていません。

8月から運用を始めたUSD/CADは、少ない運用資金ながらも想定以上の利益をあげることができたように思います。

ポートフォリオのバランスはまだ良くないですが、AUD/NZD抜きでもこれだけの利益が維持できるのであれば上出来と言えるかもしれません。

AUD/NZDがコアレンジに戻り、再び利益をあげられるようになれば、今までのような単月利益に戻ることが期待できるでしょう。

通貨ペア別の利益率は過去の記事(以下)で示していますが、USD/CADも実績が重なって来ましたら情報も更新できますので、その時期をお待ちいただければと思います。

運用資金が2,800万円に達しましたので、8月単月の利益は年利11.3%に相当するものであったことが分かります。

これだけの不調でありながらも、年利10%以上を維持できているのは、FIREを目指す者としては自信に繋がります

あとは、リスクマネジメントに目を向けることが重要でしょう。

現在はやや背伸びして運用していますので、得られる利益で資金を増やしていき、レバレッジを適正にする(低減させる)ことで、リスクや年利をより妥当なものにしようと考えています。

なお、利益を高めるには、一時的であってもリスクを受け入れながら集中投資する時期が必要ですため、比較的見通しが立てやすい通貨ペアを利用して、レバレッジを高めた集中投資をすることも必要であろうと考えています。

ここで、AUD/NZDとUSD/CADについてもう少し深掘りしておきたいと思います。

損益一覧表を見ます限り、絶不調とは言え5~7月のAUD/NZDは8~10万円程度の単月利益をあげていました。

この3か月間はほぼサブレンジに居座っていたわけですが、それでもこのほどの利益をあげていたのです。

つまり、ほぼサブレンジだけでもそれだけの利益をあげられたという証拠であります。

一方USD/CADですが、同じ資金で運用して6万円程度の単月利益になることが分かりました。

ただこの単月利益とは言え、運用そのものは3週間程度しかありませんでしたため、4週間なら8万円程度になっていた可能性があったかもしれないと考慮するのであれば、AUD/NZDサブレンジ運用と同等であると見なせるかもしれません。

しかし、私のUSD/CADの設定が独特であるため、安易に同等とみなすことはしないほうが良いのですけれども、USD/CADの運用が破綻しない限りは、この設定でAUD/NZDをカバーしてもらおうかと考えています。

また、AUD/NZDやUSD/CADに相場観(感)などについては引き続き週次報告の記事で述べていく予定ですし、時期が来ましたら更新した設定についても公開するつもりですので、お待ちいただければ幸いです。

AUD/NZD継続運用に関する考え方については、こちらの記事でも述べていますので、合わせてお読みください。

不労所得は月平均459,984円

8月の結果を受けて、2022年における月平均の不労所得は約46.0万円となりました。

私のように相場も読めず平日放ったらかしの運用であっても、月に50万円程度の利益を出せていることに、ただただ驚いています。

私は2021年2月から2,000万円の資金で運用しているわけですが、資金効率を高めるために随時設定を見直しており、複数回のマイナーチェンジを実施しています。

その結果、2021年後半からは月20万円の利益は確実に得られるようになってきましたし、2022年の7か月間の実績で見れば、月平均で50万円近くの利益を得ることにもなりました。

戦略と戦術に間違いがないことを証明できていると思います。

上記のグラフを見ましても、2022年になってから確定損益(棒グラフ)が伸びていることは分かるかと思います。

しかし、私のポートフォリオがAUD/NZDに偏っているため、その含み損はAUD/NZDのレートに大きく影響を受けていますし、その合計損益(赤い折れ線グラフ)がついに利益をも上回ってしまい、グラフが底からはみ出てしまいました。

これはAUD/NZDの影響は非常に大きいですが、NZD/USDも大きな含み損を抱えています。

現在はリスクを取った設定にしていますので、合計損益(赤い折れ線グラフ)が大きく上下することよりも、確定損益(棒グラフ)が伸びていくことを優先させています。

この方針は、個人のリスク許容度・状態・価値観に依りますので、正解はありません。

ただ、資金効率を高めるためには、設定を継続的にメンテナンスする努力が必要になってきますので、それには十分な理解が求められることになります。

特に、含み損が膨らんできた現在、利益にばかり目を向けることにもリスクが伴いますため、そのバランスの調整を始めたところです。

一時的にリスクを受け入れ集中投資した成果により利益が積み重なりましたから、運用資金も増え、バランスを調整(戦略の方向性を再検討)するには良い時期かもしれません。

このように、継続的な設定のメンテナンスはトラリピ運用に必要な作業と考えていますので、面倒ではありますが受け入れていきたいと思います。

あと、私は月平均20万円という目標に固執しています。

何故かと言いますと、月20万円を安定して得られれば職を失っても何とか生きているであろうと思っているからです。

だからこそ、月20万円は人生としては一つのメルクマールになり得ると考えています。

独身であれば、月20万円で暮らすこともできるでしょう。実家暮らしであれば尚更かもしれません。

家庭持ちであれば、月20万円で暮らせないこともないと思いますが、特にお子さんがいる場合は不足も生じることがあるでしょう。その場合は必要な分だけ働く、という「セミリタイア」も実現できるかもしれません。

ただここで注意していただきたいのは、月20万円というのは誰にでも当てはまるものでもありません。

私(私たち夫婦)は派手に暮らしたいわけではありませんので、恐らく月20万円で暮らしていけるだろうと試算しています。

特に子供たちが独立し、家のローンも終われば、さほど大きな出費はないだろうと見ています。

私たちは業務スーパーでも満足できますし、まだ働いていれば「ふるさと納税」が大いに役立ちますから、食費もかなり抑えられます。

まずは皆さんも、ご自身であれば幾らで生活できるかを試算してみるのもいいと思います。

ただし、お子さんがいる場合はまず教育費を直視したほうが良いでしょう。

「国公立・私立」「文系・理系」「塾・予備校」「中学受験」「大学院」などなど、様々なパターンがありますし、「医薬系」を目指すことになれば額が変わってきます。

私の経験上、私立高校に通わせて塾に行かせて大学を複数受験させた場合、その年間は少なく見積もっても250万円はかかっています。

我が家の場合は、その下の子(高校生)もいたので、年間の教育費を合算すると400万円程度かかっていたのではないかと思います。

中学受験をさせた経験もありますから、その数年間の暗黒の時期はお金を貯めることができませんし、私立大学理系の大学院までというプランがあると、私のスネはかじるところがないという状態です。

私の言いたいことは、生活資金を試算する際には、これほどのバリエーション(リスク)を検討しておく必要がありますし、間違えた試算でFIREしてしまうと子供が育った時にプランが崩れてしまう、あるいは(資金のせいで)子供の未来・選択肢を奪ってしまうことにもなりかねませんことを念頭に置いてもらいたい、ということです。

簡単にFIREを謳える時代となっていますが、家庭事情は個人で大きく異なりますので、慎重に検討されることを願っています。(莫大な資産をお持ちの方は関係ありません)

さて、私の場合に戻りますけれども、トラリピで永続的に年利10%を実現できるか不明瞭ではありますが、不労所得月20万円を達成できていれば、子供が独り立ちした後にFIREに辿り着けるのではないかと想像しています。

(ただし手取り20万円にするには、税引き前(トラリピの利益)が約24万円である必要があります)

そして60歳に辿り着けば、併用しているインデックス投資や自社株の利益、老齢年金・確定拠出年金など複合的な収入が見込めるでしょうから、働かない老後を過ごすことができるだろうと思っています。

ただ、残念ながら現時点では、私自身は(家族構成上)月20万で過ごすことができませんので、暫くは職を失わせることのないよう、私は苦しいサラリーマン生活を続けるしかなさそうです。

とにかく、子供の教育・進学にかかる費用は高いですし、一定の収入以上の人にとっては国からの補助を全く受けられませんので、この時期は非常に耐えがたい出費となりますから、本当に注意してください。

サラリーマンを辞める、FIREを目指す、今後の人生設計、などは個人の価値観に依るところですが、この記事に辿り着いている皆さんも何かしらの目標を持たれていらっしゃるのではないでしょうか。

仕事に明け暮れて費やした日々(時間)を取り戻し、自分のしたいことができる自由な時間を作りたいものです、人生は一度きりなのですから

2022年の不労所得が368万円に

おかげさまで、2022年の不労所得が約370万円となりました!

これも、応援してくださっている皆さんのおかげです。本当にありがとうございます!

年間370万円の不労所得となりますと、税引き後でも手元に300万円程度は残るでしょうし、月収30万円のサラリーマンが家族の一員となったとも言えるのかもしれません。

得た不労所得は全てトラリピの運用資金とし、複利運用しています。

私の場合は、全てトラリピの運用資金に充てているので、日が経つにつれてどんどんレバレッジを下げて(リスクを低減させて)いくことに繋がります

あとは、本業(サラリーマンの給料)からもトラリピ運用資金に追加できるよう、FIREまでは社畜として身を捧げることに致します。

複利運用するためにも、トラリピは早く始めて経験を積み重ねておくことに越したことはありません

トラリピを早く始めておくべき理由はこちらでも触れていますので、合わせてご覧ください。

おわりに

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

私の実績と設定は、こちらで公開しています。

口座開設してマネするだけで、年利10%以上の不労所得を得られる可能性があります。

今と同じことをしているだけでは、今と変わらない未来が待っています

トラリピ運用を体系的に理解しておきたいという方は、以下のトラリピロードマップをご覧になってみてください。

成功への7つのステップを確認するだけでも、自分自身の人生の見方が変わると思います

私のブログのサイトマップもありますので、こちらからご覧いただくと全体像が見やすくなりますし、主要な記事にも辿り着きやすくなります

免責事項

私の記事を読まれている方は皆さんお分かりの内容ですけれども、一応念のため、免責事項を載せておきます。

『投資は自己責任』となりますので、ご了承ください。

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取引はブログ読者自身の判断によって、リスクを十分に理解したうえで自己責任で行ってください。

さとふる

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